日本語講師の資格を持ち、毎週一回、地域の日本語学習ボランティアをしています。
ある日、「しなければならない」はmustと暗記してと言われたけど、
本当はどういう意味ですかと質問を受けました。
国文法の知識で「し/なけれ/ば/なら/ない」→つまりは、「やらない場合には、事が成立しない」という意味だと伝えました。
その生徒は、「日本人はネガティブです。やらないことを考えないで、I will do it(やります)でいいじゃないですか」と返事。
日本語の呪縛に気づかされて、ショックを受けました。
他にも、日本語の中に、ネガティブワードはないか探してみたら、結構あるので、驚きました。控え目が美徳という国民性は、言語によって生まれているのかもしれません。
私が心と体の健康を大切にすることを社会に還元したいと思いながら、英語を教えることを手放さないのは、日本語の呪縛に気づいて、英語の表現を知って、「やらねばならない」マインドから、(わたしが)「やりたいからやる」ことを選べるマインドを英語を使うことで、身につけて欲しいからなんです。
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